多団体時代


いまLRHのメーターを参考にメーターを作っている方々が世界にたくさんおられます。

またLRHのランダウンや教えを自分流にアレンジして、自分のセミナーを作り上げ色んな人に貢献した人もたくさんいます。

またLRHの純粋な教えをHPに公開して、色んな人がそれを見て無料で勉強している人もたくさんいます。

昔は、LRHの団体は1つでした。しかしそこから枝分かれして、今たくさんの団体や個人の教えが出てきています。

この現象は、果たして良い方向なのでしょうか?

これを私は、日本のプロレス団体を参考に述べてみたいと思います。

かつてプロレス団体は、力道山率いる日本プロレスという団体だけでした。非常に人気がありました。

しかし、力道山が亡くなった後、しばらくして猪木さん、馬場さんが考えの違いから袂を分かち2つの団体ができました。

猪木さんのプロレスは、ストロングスタイルのプロレスと呼ばれ、馬場さんのプロレスは、アメリカンスタイルのプロレスと呼ばれました。

この2つの団体が何十年もプロレス界を独占してきました。

 団体を作るには、まず看板のスター選手と強い選手達がいて、TV番組を持たないとやれないと言われていました。

団体経営には、かなりのお金もかかり、誰も新しい団体を作ろうなどとは誰も考えもしませんでした。。

ところが、大仁田厚というあまり強いとは言えない選手が、自らの表現の場を作りたいと、なんでもありのプロレス団体FMWを作りました。最初の設立資金は、五万円だったそうです。

TVこそつきませんでしたが、大仁田選手のカリスマ性もあり、その団体は、川崎球場で、五万人の観客を集める団体までになりました。

その後、色んな団体ができ、プロレスは、多団体時代を迎えます。 女子プロレス団体だけでも5つぐらいあったのではないでしょうか。

その中で、ファンは、好みもありますが、選択を迫られました。

どの団体を見に行こうか? 本当に、その団体が見たいのか? 自分は、何を求めているのか?

ファンの目は肥えていき、最終的にプロレスでない総合格闘技が出現して、日本のプロレス団体のファンや人気をさらっていき、プロレスを卒業するものまで出始めました。

他団体時代は、ファンにプロレスとは何か❓を考えさせる良いキッカケになったと思います。

色んなメーターも、たくさんの団体も、同じだと思います。

それによって活性化していき、お互い頑張るのでスタッツも上がって行きます。又それらを観察する一般の人の目も肥えてきます。

一つ言えることは、LRHの技法って、本当に素晴らしいということです。


畳の上のEメーターたち

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