🌟感情のトーンスケール その2
感情のトーンがその人の行動を決定します。
人の感情のトーンがわかれば、その人が次に何をやるのか?がわかるのです。
これは占いではなく、LRHの行動心理の論文です。
そういうわけで、もう一度言いますが、感情のトーンがわかれば、人の全ての行動が予測できます。
どう予測するかというと、まずは感情のトーンスケールの表を見てください。
そして、各トーンの数値の横に行動予測が書いてあるので、参照してください。
しかし、人は外見にだまされるとよく言います。禅の言葉にも、汝ら目に誤魔化されるという言葉があります。
汝の目にとは、見た目や外見という事だと思われます。
これは、どういう事かというと、人間には、意識と無意識があります。
そして、感情のトーンスケールも意識と無意識のトーンがあるのです。
これらは、一緒の場合もありますが、大抵は違うトーンです。
そして、意識のトーンは、トーン0〜4までを上がったり下がったり、自在に動く事ができます。つまり、本当の自分でないトーンも演じることができるという事です。
そして、無意識のトーンですが、これは一定のトーンです。無意識のトーンは一つしかありません。これが重要です。
無意識のトーンは、動くことはありません。無意識は、頑固なほど、一貫しています。よく悪い癖が出たとか、本性が現れたとか言いますが、それが無意識のトーンが現れた瞬間だと思います。ジギルとハイドのような小説やサスペンス映画では、必ず意識のトーンと無意識のトーンの違った人が犯人です。
そういうわけで、相手の行動予測を感情のトーンスケールで行う場合は、
相手の見せかけのトーンがいくつなのか?
そして相手の無意識のトーンはいくつなのか❔
に気をつけていないと間違ってしまいます。
トーンスケールは、いつでも正しいのです。間違えるのは、トーンの識別です。
ですから、トーンの識別は、相手を注意深く観察しなくてはなりません。
ps
人間関係や自分の性格に悩んでいる人は、今の自分の見せかけのトーンがいくつなのか? 自分の無意識のトーンはいくつなのか❔に気づくようにするといいと思います。
気づくだけで、性格も関係性も、だいぶ変わります。
感情のトーンスケールって、ほんとすごいです。
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